労務トラブル事例集

休職 〜休職の定義について〜

休職とは、労働者について一定事由が生じた場合に、使用者が労働者との労働契約を継続させたまま就業義務を免除する又は就業を禁じることです。

これについても法的根拠として就業規則への記載が必要です(神戸地裁昭和43年3月29日)。

この休職規定を就業規則へ盛り込む意味は、業務外傷病、公職への就任等労働者保護を目的としたものあるいは使用者の都合(出向休職、懲戒処分審査休職)によるものです。使用者にとって、仮にある労働者が懲戒事由に該当した場合又は起訴された場合等その労働者の処遇、取扱が難しい場面があります。こういったときに休職制度を利用する場合があります。

ただ、この場合も就業規則に休職規定を記載すればすべて認められるというものではなく、判例(
東京地裁昭和61年9月29日)は休職制度の目的及びその内容の合理性、労働者の不利益の程度
等を総合的に判断するとしています。

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